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キッチンリフォーム前にキッチンのスタイル・レイアウトを知っておこう

キッチンリフォームを徹底的に解説します。

キッチン(台所)レイアウトタイプはI型、L型、II型、U型、アイランド型、ペニンシュラ―型の6タイプあります。
もっともポピュラーなタイプはI型キッチンで、壁に沿って直線状に作られ、シンク(流しと蛇口)調理スペース、ガスコンロと並んでいるスタイルです。(広い住宅は冷蔵庫、食器置き場も並んでます)
最近の住宅はキッチンとダイニング(食事スペース)が同じ空間で作られていますが、I型キッチンですと食事スペースに背を向けて料理を作ることになります。
ダイニングに向けてキッチン自体をオープンに配置した、アイランド型キッチン、ペニンシュラ―型キッチン(カウンター付きキッチン)のメリットは、家族の居るダイニングテーブルに向かって作業ができます。
お母さんがダイニングで食事をする家族を見ながら、会話に参加しながら料理ができるので、対面型のキッチンレイアウトは多くのお母さんの憧れになっています。
オープンタイプキッチンのデメリットは、ダイニングへの来客が多い家庭ですとキッチンが丸見えになってしまいますので、常に綺麗にしておく必要があります。

リフォーム前にシステムキッチンの設備名称を知っておこう

コンロ

現在はグリル付き3ツ口コンロが主流です。
IHヒーター2口+ガス1口というタイプもあります。
ビルトインで上面がフラットに仕上げており、拭き掃除がしやすい設計になっています。

レンジフード(換気扇の部分です)

昔は全てプロペラファン(扇風機タイプ)でしたが、
最近は静かで風量の大きいシロッコファン(円筒形のファン)が人気です。

ワークトップ(調理台を含むキッチン全体の上面)

従来のステンレスに加え、最近はデザイン性の高い人工大理石なども人気です。

ビルトインオーブン ビルトイン食器洗い乾燥機

システムキッチンはオーブンや食器洗い乾燥機を収納することができます。

吊り戸棚(キッチンの頭上にある戸棚スペース)

男性に比べ背の低い女性にとっては使いづらい為、普段あまり使わない調理器具を中心に収納されている事も多いと思います。
最近のキッチンでは、従来の観音開きではなく、下方向に棚が降りて開く吊り戸棚もありますので、収納にこだわるなら是非選びたいオプションです。

キッチンパネル(キッチン奥の壁部分)

昔はタイルだったり、そのまま壁だったりしましたが、壁部分にメラミン素材やホーローで作られたキッチンパネルで仕上げますとデザイン性が良く、掃除も簡単なので、とても人気です。

水栓(蛇口)

現在、ひねって回す蛇口タイプは少なく、レバー式の水栓になっています。
水ハネが少ないタイプや浄水器が一体になった水栓もあります。

使いやすいキッチンとは

キッチンの使いやすさを考える場合は、まずサイズが重要です。
主に料理を行なうのが奥様でしたら、サイズは奥様を基準に考えましょう。
床からワークトップまでの高さは『身長÷2+5cm』が理想とされています。
身長160cmの女性でしたら、理想のワークトップ高は85cmです。
メーカーによってある程度設定がありますが、高さの調節が可能なキッチンもあります。
また、奥行きも配慮したいポイントで、現在使われているキッチンのワークトップの高さ、奥行きを測ってみると、おおよその感じが掴めます。

キッチンリフォーム業者の選び方

1 まず、料金が妥当である

料金に関しては、複数の業者に見積もりを出されることをお薦めします。
コミコミ価格で出す業者でも、(マンションは+○○万円)(電気工事は別料金)となる場合が多いようです。
最近は(当社でも)マルチスキルワーカー(多能工)といって、電気工事から水道工事、大工工事と多くの技能を持った職人が担当して、工事に関わる人数(人件費)を抑えることでコストダウンを図るリフォーム業者が増えています。
2人の多能工が2日間工事を担当すると延べ4人分の人件費が掛かります。
電気工事専門の職人、水道工事専門の職人と、全て専門の職人さんが携わる場合は、延べ約10人分の人件費が掛かります。

2 (重要)説明が丁寧で、お客様の使い方に合った提案をしてくれる

キッチンを実際に使うお客様は、工事に関して素人ですので、商品の設計がどのように実際の使い勝手に影響するのかわかりません。
キッチンリフォーム工事業者選びで重要なのは、『お客様の住宅に合った提案をしてくれる業者かどうか』
例えば、狭いダイニングキッチンに大きいシステムキッチンを提案されても困りますよね。
これはリフォーム業者の経営方針や訪問するスタッフのレベルに大きく左右されます。
キッチンの仕上がりと使い勝手を第一に考えてくれる業者だから安心して任せられるのです。
契約ありき、利益第一の会社は、リフォーム提案の内容もそのようになります。

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